======!特集記事!======
5年後、生き残っていられる公務員と、社会に居場所をなくして3食カップ麺待ったなしの”お荷物”公務員の違いとは…? なぜか当てはまってる人ほどバカにする【3つの特徴】を、5分で読めるよう整理しました。 >>生き残る公務員/社会のお荷物化して"消える"公務員【3つの致命的特徴】けみじゃ 転職全落ちを経験した後、公務員在職中に月30~40万の不労収入を構築。 脱・公務員を達成後も、平均月収100万超安定・最高月収272万を達成し、公僕生活から自由を取り戻したけみじゃと申します! >>詳しいプロフィールはこちら
動画でも喋ってます(画面見なくても、ラジオ感覚で聞けます)。↓
異動は、公務員の宿命。
公務員である限り、いやでも異動とは付き合っていかないといけません。
…しかし、そんなことはわかっていても、そんな簡単に受け入れらないものもありますよね。
- 「望まない人事異動が決まってつらい…」
- 「いつひどい部署に飛ばされるかわからない…」
- 「内示食らった異動先の課長が、有名なパワハラ野郎らしい…」
ぼく自身も公務員をやっていて、人事異動でえらい目にあった張本人です。マジでつらかった。
その涙ちょちょ切れの体験談も交えながら、公務員の人事異動の実態をまとめていきます。
- 実際にあったぼく自身の異動にまつわる体験談
- 公務員の人事異動はマジで運ゲー、ロシアンルーレット
- 望まぬ異動の辛さから逃げる方法の検討比較
※その後、最終的に異動のストレスを全抹消するまでの話を見てみる
ホントにあったコワイ話~異動のときの体験談

まずは、実際のぼくの体験談を語ります。
(ずいぶんエライ目にあいました…w)
あなたが異動で辛い目にあったことがあるとか、異動に不安を抱えていたら、
きっと共感していただけるでしょう。
呼び出し~ブラックへの異動を告げられる
3/23。所属長に、突如呼び出された。
「けみじゃさん、異動です。4/1から、◆◆課です」
あ、終わった。って思った。
異動先が、けっこう有名なブラック部署だったから。
しかも、もともといた部署の仕事とは、まるっきりかすりもしない、別物の部署。
当然、そんなとこ1mmも希望出してません。
ここではサラッと書いたけど、当時はマジでショックだった。
というか、ただただこわくなった。

一応、希望調査のときに「結婚や引っ越しなど、大きなライフスタイルの変化があるため、業務量については特段の配慮をお願いしたい」的なこと、書いたと思うんだけどな…
そんなん関係ね――んだろうな、ハハッ
そこからわずか1週間で、引継ぎ資料を作る。
机の周りも片付けないといけないけど、全部を片付けちゃったら仕事できなくなるから、準備だけしつつ、31日の残業時間に高速撤収というのが現実。
4/1、ぼくの仕事はだ~れもわかりません???
そして翌日、新天地へ。
第一印象は、「きれいな部屋だな」ってことだった。

あれ?ハード面での環境は、けっこういいかも。って思った。
っていうか、まずトイレがきれいw それだけでもありがたい。
ちょっとテンション上がった。

周りに聞きながらでも、なるべく早く仕事覚えて、なんとかちょっとでも楽になれれば……
そんなぼくの希望は、出勤後の午前8:30と同時に早速打ち砕かれた。
具体的には、開幕早々に、こんなことを言われた。
- 「けみじゃさんの前任のTさん、他の市町村に派遣になっちゃったんだよね~」
- 「Tさん優秀すぎて、みんなTさんに任せちゃってたから、今いる人は誰もTさんの仕事のやり方わかんないんだよw」
- 「マニュアル?う~ん、よくわかんないけど、多分ないんじゃないかな~w」
いや、なに笑ってんの?(#^ω^)
誰もおれがやる仕事がわからないうえに、マニュアルもない???
前までの仕事と、完っっっ全に違うことやんのに??
じゃあおれは、誰を頼りにやんの????何を頼りに仕事するの???
開幕早々、ブラック労働へのゴングが鳴った。
引継ぎ受ける、理解不能すぎてウケる
とはいえ一応、前任からの引継ぎの日というのがある。
ぼくの場合は4/3、前任からの引継ぎを受けた。
建前上は、ここで仕事の内容を理解し、あとは実際にやってみながら慣れましょうってわけだ。
ところがですよ。
普通の人間が、たかだか1日話聞いたくらいで、仕事の全貌が理解できるわけがない。

「引継ぎやってます」というアリバイさえ作れればいい、そういう制度だとしか思えない。
まあそれでも、多少なり経験のあるジャンルの話ならまだいい。
でも、こちとら1秒たりとも触れたことのないジャンルの話を、いきなり実践レベルで聞かされるわけだ。
九九がわからん状態で特殊相対性理論の話を聞いてるような感じで、もうわけわからんちん。

そして、そのまんまなーーーんもわからん状態で孤軍奮闘開始。
なんにもできない、仕事つらすぎわろた
言うまでもなく、そんな状態でまともに仕事ができるわけもない。
でも、そのひどい仕事が誰のせいになるかって言ったら、ぼくのせいになるしかない。

過去の資料を見て、とにかく「同じっぽく」仕上げる。
合ってるかどうか、根拠なんか分からない。でも、とりあえず片付ける。目の前から遠ざける。
わからないことを、わかる気配もないまま、
とにかく作業として目の前から遠ざけることほど、しんどいことはない。
この間、総務とか財政とか、おエライ方々様にずいぶんなお言葉を頂戴した。
面と向かって「ケンカ売ってんの?」とか言われるし、skypeで「は?」の2文字だけ飛んできたりするし。
大晦日の午前6時に職場にいたりするハメにもなったなあ。
まあ、今回は異動絡みの話をするのがメインなので、このへんは割愛します。
とにかく、半分病みながらも、その課でなんとか2年を過ごした。
パワハラ野郎、襲来。そして休職へ
3年目にさしかかろうという3/27。自分の異動はなかった。
だが、恐ろしいものを見た。
3月末になると、各所の異動の結果をまとめた資料が出回り始める。
みんなが興味津々で、その資料片手に噂話に花を咲かせる、アレ。
そしてその資料を見たら、自分の直属の上司が、変わっていた。
…いや、変わるってことは、ウワサ程度で耳には入ってきてたんだけど……その後任が問題だった。
直属の上司の後任は、よりにもよって、総務のパワハラ野郎だった。
さっき、総務とか財政のおエライ方々に散々ひどい目にあわされたって書いたけど、まさにその張本人だ。

マジでトイレで吐いた。
ホントにムリだと思った。
見間違いであってほしかった。
最悪だった。
そいつが直の上司なんて、もうとても耐えきれなかった。
実際にそいつが上司として現れたとき、顔見ただけで吐きそうになった。
昼メシがのど通らなかった。
かくして、それがトドメとなり、ぼくは無事にうつを発症。
重い体を引きずって心療内科に行った結果、適応障害・うつ病の診断書を貰い、無事に休職となりましたとさ。
ちゃんちゃん。終わりです。
異動の恐怖もストレスもすべてを生活から抹消した道のりを暴露した話はこちら
公務員の人事異動は生活激変のロシアンルーレット!

ということで、ものすごーく口悪く語ってきましたが、リアルにこんな感じです。
あなたも、似たような境遇だったりしませんか?
実際、こういうのはぼくに限ったことではなく、異動は本当にしんどいのが現実。
もう少し一般論寄りで辛いポイントをまとめていくと、こんな感じです。
- 転職よりえぐくない?仕事内容激変!!
- 生活リズムもガラッと変貌!引っ越し必須な場合もザラ
- 自分の希望なんて、ないも同然。完全なるくじ引き
- この死のくじ引きを、約3年に1度のハイペースで引かされる
- 自分だけじゃない…他人の異動で地獄を見ることも
転職よりえぐくない?仕事内容激変!!
まず、異動すると、仕事内容がアホほど変わることはザラです。
特に行政職(いわゆる事務の人)は、
「ちょっと違う」とかそういう次元じゃなく、もう1mmも関係ないような仕事内容になるなんてのが、日常茶飯事です。
ヘタすると、同業他社への転職よりも仕事内容がガラッと変わる。
先ほど語ったぼくのケースも、もろそのパターンでした。
一応、ぼくの知る友人の、異動による仕事内容の変化の一例を羅列します。
- 行政職友人A:課の会計 → 高校事務 → 医療保険
- 土木職友人B:道路の維持管理 → 海岸・港湾の整備
- 行政職友人C:用地(土地の売買など) → 教育
- 行政職友人D:税務取り立て → 待機児童の福祉 → 保健所事務
- 行政職友人E:福祉系の総務 → 漁港事務所の管理
もう一事が万事こんな調子で、はっきりいってわけわからん状態。
これまでの仕事内容も、得てきた知識も、積んできた経験値も、何ひとつ関係ありません。

これまでとは、まるっきり分野の違う仕事を定期的にこなさないといけない。
異動前後で共通するノウハウが、勤怠管理の共通システムの使い方くらいだったりとかします。
これが本当にやってられないんですよね。

生活リズムもガラッと変貌!引っ越し必須な場合もザラ
また、異動があると、2つの点において日々の生活そのものがガラッと変わります。
- 所属部署のブラック or ホワイト
- 勤務地の大幅変貌(主に国家公務員・都道府県庁)
まずは、所属部署がブラックかどうか。
仕事内容的に、ブラック丸出しの課というのが、一定数以上に存在します。
自治体・省庁によるでしょうが、ぼくがいたところだと、財政課や人事課、福祉・医療系全般などが代表例。
もう最上級の超絶ブラックともなると、月の残業時間が200時間を超えたりします。

「終電どころか、泊まり込み当たり前」「月曜日に6.5日分(月曜~日曜昼)の生活用具全持ち込みで、職場で暮らす」などという恐ろしいエピソードも。
そこに行くことが決まったその瞬間、向こう数年は人並みの暮らしは望めなくなります。
さらに、勤務地の大幅変更。
これは主に都道府県庁や国家公務員の場合ですね。
国家公務員の場合は、キャリア(総合職)なら北海道から沖縄まで、ノンキャリア(一般職)でも関東圏や近畿圏などの異動は当たり前。

都道府県レベルでも、その管内の端から端までぶっ飛びます。
北海道から香川とかよりはいいかもしれないけど、都道府県だってけっこう広い。
いきなり電車バス込みで片道2時間になった…なんて話も聞きました。
こんな調子なので、場合によっては引っ越しも必要になります。
家族がいる場合は、単身赴任もザラですね。

こういう調子で、自分の生活のリズムを自分で決めるという発想はありません。
仕事内容が変わり、勤務地が変わり、すべては上の命ぜられるがまま。
自分の希望は全く関係ない
そして異動には、自分の希望なんて関係ありません。
ぼくも、希望なんてまるっきり関係ないとこに飛ばされました。
まあ、組織である以上、ある程度はそういうことが起こるのも受け入れないといけないのかなとは思います。
ただ、「希望が通ったという話を聞いたこともない」というレベルなのが問題なんですよね。
「30年やってて自分の希望通ったことなんて、1回もないよ」
マジで、本当にかすりもしない部署ばかりで、そのまま53才・課長級まで来てしまったそうな。
また例によって、「職員の希望などを含めた要素を総合的に勘案し…」みたいな、わけのわからん抽象的な「方針」みたいのが定められてるんですけど、
結局「希望は聞いた」っていうアリバイ作りたいだけなんじゃねえのかな、とぼくは思ってしまいます。
それともうひとつ、「異動先」だけじゃなくて、「ここから出ていきたい」という希望も叶えてもらえないこと多数です。
つまり、さっきお話したようなブラック部署にぶっ飛ばされたら、すぐにでも出ていきたいですよね。
でも、「もう耐えられない」という必死の嘆願を、全スルーされたというのも腹立たしいほどよくある話。
土日も正月もなく働かされて、希望のときに「もう本当に限界なので、別の場所に行きたい」って、上司にも直で嘆願して、希望調査票にも必死に書いて…
その結果見事に完全スルーされて、異動できずに4年目突入、というパターン。

この死のくじ引きを、約3年に1度のハイペースで引かされる
要するに、自分の希望は通らない、いつどんな仕事・環境に放り込まれるか、さっぱりわからんというのが「人事異動」なわけですが…
この死のくじ引きは、約3年に1度回ってきます。
ぼくのいたところも、3年に1度ペースが基本でした。
ヘタすると転職レベル・要引っ越しレベルの仕事内容・生活リズムの激変を余儀なくされる、そして自分の希望は全く通らない…
そんなロシアンルーレットが、3年に1度のハイペース。

このおかげで、ぼくみたいな転職全落ちの純粋培養公務員ができ上がるというわけだ
ついでに、4月異動が基本だけど、
ある日突然6月とか10月とか、わけわからんタイミングで異動食らうことも。
この「異動を何月に命じられるか」ってのも、自治体・省庁ごとに全然違います。
が、とにかく、一切気にも留めてなかったタイミングで、いきなり死のロシアンルーレットが自分のところで炸裂することもあるってことです。
当然一切予期してない異動だったので、本人は泡拭いてたし、周りも事務分担どうするのかとか、そりゃもうバタバタしてどエライことになってました。
自分だけじゃない…他人の異動で地獄を見ることも
ここまで、「自分がどんな異動するか」の視点で語ってきましたが、
忘れちゃいけないのが「他の人の異動」。
例えば、ぼくの場合は元々自分にパワハラぶちかましてたよその課のやつが、異動でいきなり直属の上司になって、トドメを刺されてあっという間に病みました。

公務員の世界って、言い方悪いですけど、
閉鎖的な公務員環境で培養されてしまったせいなのか、変なヤツがいっぱいいるんですよ。
- 窓口にお客さんいても問答無用、爆音で独り言乱射する騒音おばさん
- 資料を夜通し作らせておいて、翌朝その資料を本人の目の前で破り捨てるパワハラ部長
- 人に「今休むのは常識がない」とか難癖付けといて、自分はその日休むクレイジー婆
- 「ファイルをコピーして別のフォルダに保存」ができない年齢不詳の男性職員
- 目の前で鳴る電話を決して取らず、「私が取らなきゃいけない意味が分からない」と本気でキレる29才お姉さま
こういうのが、自分と同じシマで仕事するとなると、さあ大変。
仮に仕事内容がホワイトだったとしても、あっという間に煉獄と化します。
「去年まで平和だったのに、アイツが来てからというもの…」
という話は、本当に枚挙にいとまがない。

異動の辛さから逃げる方法はない?

こんな調子ですから、公務員の異動は、
もうシャレにならないくらい辛くなってしまうことは多々あります。
- 「そんなとこ行ったら死んじゃう!」
- 「全然やりたいことでも何でもない!」
- 「もうとてもこんなとこで働いてられない!」
この異動の辛さを味わわずに済む方法、ないのでしょうか?
考えられる選択肢をまとめていきます。
- 異動を断る
- 転職する
- 起業する
- 休職する
- 副業する
結論を言うと、ぼくは「休職する」「副業する」がぶっちぎりでオススメですが、まずは順番に見ていきます。
異動を断る → 基本ムリ
まずは、異動を命じられたとき、「イヤだ」とはっきり断るという選択肢。
結論を言うと、異動を断ることは基本できないと考えておくべきでしょう。
自分が病気だとか、家族の介護が必須な状態だとか。
ですので、客観的に見て「これは正当だろう」という場合は、伝えてみるのも手です。
けど、「希望した部署じゃない」とか「そのハードワークには耐えられない」とか、
基本「異動したくない」という本心の理由は、まず間違いなく「本人のワガママ」と捉えられます。
そのような希望は、人事当局が受け入れないばかりか、「いうこと聞かない邪魔なやつ」のレッテルを貼られて、ますます立場を悪くしかねません。

総じて、「異動を断る」というのは、現実的ではありません。
転職 → かなり厳しい & 「辞めたい」だけで突撃すると大後悔の元
続いて考えられる手段は、転職です。
これは、公務員→公務員の転職なのか、公務員→民間の転職なのかで変わります。
いうまでもなく、公務員→公務員の転職の方がしやすいです。完全に即戦力ですからね。
とはいえ、広い目で見て「公務員の世界」であることに変わりはないので、自治体・省庁は変われども、「異動の呪縛」から解き放たれることはありません。

一方、公務員→民間はというと、こっちはけっこう厳しいです。
ここから話すのは、ぼくみたいな凡人が転職に挑む場合です。

異動して1年くらい経ったとき、あんまりにも辛すぎて、転職エージェントに登録して、けっこう本気で書類出したり面接行ったりしたんだ
経験談を語ると、まずは「年齢の壁」があります。
当然若い方が有利で、やはり明確に「30歳の壁」は存在します。
※関連記事
→【実体験あり】20代で公務員を辞めたい!あなたが辞めるべきか徹底検証【辞めたら毎日最高】
続いて、これが1番大事なのですが、「実績の壁」があります。
公務員って、客観的に他者に語れる「実績」が、圧倒的に少ないんですよね。
つまり、「あなたは仕事でどんなこと成し遂げました?」って聞かれたときに、実は答えられるものが極端に少なかったりするんです。
あるいは、何かあったとしても、「ふ~ん、公務員の世界の話だね、よくわからん」となっちゃうこともザラ。
これは完全にぼくのパターンで、語れる実績なんか1個もなかったんです。
で、なんとか捻り出してみて一生懸命語っても、面接官の冷めた顔たるや…
要するに、転職の際に最も語るべきもの、つまり「実績」が、まるでアピール材料にならないことが大多数ってことです。
もちろん、可能性がないわけではありません。素のスペックがめちゃくちゃ優秀な人だと、あっさりと転職決めちゃったりします。
ただ、ぼくのようなポンコツ凡人が「辞めたい、逃げたい」の一心だけで戦うのは、かなりハードだってことは、やってみてイヤというほどよくわかりました。
ぼくの転職活動体験を通してわかった、公務員からの転職活動に関するまとめはこちらをどうぞ。
>>【公務員からの転職】やっぱり転職活動は厳しいの?経験知から語ります。
起業 → いうまでもなくハードル高い
起業という道も考えられます。
が、ハードルが高いのは目に見えてますよね。
ここは転職と同じで、ノースキルのまま突撃して何かがどうなる世界ではありません。
「最終的な将来の道」としてはオススメするのですが、今手持ちの武器が何もないのであれば、現実的ではないことに変わりはありません。
休職 → まずは心療内科行くだけなら、すごくハードルは低い
続いて、休職です。
どうしても、休職すると聞くと、
「普通のレールを外れてしまう感」があって、ためらう方が多数です。
ですが、どうしても辛いなら、ぼくは心療内科に行くべきだと思います。
具体的には、「出世したい人」。
うつなどの休職は、人事に「そういう人」と記録されるので、残念ながら出世への道は一気に狭まります。
逆に、特に今の組織で出世したいと思っていないのであれば、実は大したデメリットはありません。
とはいえぼくも、「休職する」というと、どうしても道を踏み外したような、もう戻れない道を選択してしまうような、
そんな感覚は正直あって、ものすごくためらいました。
休職するのが怖かったし、自分の人生がどうなってしまうのかと不安にも苛まれました。

ただ、ここでぼくからの提案なのですが、
「心療内科に行って薬をもらう」
これだけだったら、ハードルは相当低くなるんじゃないでしょうか。
薬ひとつで気分がラクになるというのは、けっこうあることです。
実際に診察を受けると、医師から「休職」という選択肢を示されるかもしれませんが、
本当に休職するかどうかは、自己判断になる可能性が高いです。
つまり、ここで「休職したい」といえば診断書を書いてくれますし、「もう少し様子を見たい」といえば、そのまま薬を出して様子見となるケースが大半でしょう。(もちろん、医師の判断によりますが…)

あなたのすべきことは、診断書を見て、そのことを職場に電話するだけ。電話は少し怖いですが、それさえやってしまえば、次の日からお休みになります。
いずれにせよ、心療内科に行く=即休職ではない。
ここは、ぼくがけっこう勘違いしていたポイントです。
まずは、お近くの心療内科の予約を取ってみるのがいいでしょう。
副業 → 精神的にも将来的にも圧倒的にオススメ
最後に、副業をするという道。
これは圧倒的にオススメです。
実はぼくも、副業を始めた結果、公務員にサヨナラすることができた人間です。
オススメする理由は3つ。
① 副業禁止規定にビビる必要がなくなった
まず、公務員が副業を始めるときに1番悩むのが、副業禁止規定。
でも、今の時代だと、これは別にどうとでもできるようになりました。
ひと昔前は、副業といっても「夜とか土日にバイトする」とかしかなかった。顔丸出しなので、そりゃバレます。
でも今は、そもそも公務員法が「副業」と規定できず、かつ職場にバレようもない、公務員にはありがたすぎる手段があります。
詳しいことは、別の記事でお話していますが、
とにかくひとつ言えるのは、副業禁止規定にビビる必要など1mmたりともないということです。これは断言できます。
※関連記事:公務員のブログ収入は違法?副業禁止に引っ掛からない?【元公務員ブロガー実体験】
② 給料依存の生活を変えることができる
2つ目に、給料依存の生活を変えることができること。
そもそも、異動などの理不尽に耐えなきゃいけないのは、
「生活費のためには、働かないわけにいかないから」じゃないでしょうか?
さらにいうと、先細り確定の日本社会で、
収入が公務員の給料1本というのは、めっちゃくちゃリスキーな状態と言わざるを得ませんよね。

しかし、もう1本でも収入の柱ができると、別にどうとでもなります。
この柱を作るのに、ノースキルノーマネーから始められる、ローリスクな副業を探すのは、至って真っ当で現実的な行動です。
これまた、ひと昔前はそんな都合のいいもんはありませんでしたが、今はインターネットがこれを可能にしてくれました。
③ 副業の存在自体が、相当な精神安定剤になる
最後に、副業の存在自体が、自分を精神的に安定させてくれるということ。
例えば、ちょっと性格悪いかもですが、
「まあ、あんたより自分の方が稼げてるけどねw」という、謎の余裕が生まれたりします。
それに、日々の中に目的意識が生まれます。
「なんでこんな生活しなきゃいけないんだ…」という悩みは、多くの場合、日々の目的を見失ってるのが原因だったりします。

「家に帰ればやることある!人生変えるんだ!」と、かなり心を強く持てるようになりました。
目的意識が生まれただけで、人間結構変わるもの!
もちろん、家に帰って副業に取り組むので、作業の時間などは増えますが、
それでも精神的にはむしろ楽になってくのが不思議なものです。

そんな致命的なことが起こる前に、早く今すぐ始めるのがオススメ!
ということで、副業という選択肢は、きわめて現実的です。
収入の柱が1つ増えることで、最悪公務員という組織に頼らずとも済むようになりますし、とにかく心が安定します。
圧倒的にオススメします。
>>副業から毎月30万円超を自動で稼いで公務員にサヨナラした実話
まとめ
- 自分では何も選べない、ロシアンルーレット
- いつ何時、致命傷を負わされるかわからない
- そうなる前に、自分で収入の柱を作るべき。ぼくのオススメは副業
公務員の異動は、公務員である限り、決して避けて通れません。
でも、「はいそうですか」と、人生諦めて流されるままなのを受け入れるのは、しんどすぎませんか?
それに、少し強い言葉を使いますが、
ぼくみたいに、いつ何時トドメ刺されるか、本当に全く分かりません。
動き出すなら、「今日この場で」という勢いで動くべきだと思っています。
特に、異動というものに辛さを感じているあなたは、なおさらです。致命傷になる前に。
ぼくの場合は、自分の幸せから逃げず、公務員の異動の辛さから逃げる道を模索してかないと、人生後悔で溢れて終わると思って、行動を始めました。
ノースキル公務員がゼロから月30万円超の不労所得を構築した方法を暴露しています。 ぼくは、社畜生活と同時並行で、月10分くらいで毎月30万円以上が勝手に口座に振り込まれ、生活費にお釣りが来る状態を構築し、公務員をリタイアしました。 現在、平均月収100万円超キープ/最高月収272万。 クレーマー住民もパワハラ上司も意味不明の仕事も残業もなく、ノンストレス生活を送ってます。 …などというと、「怪しすぎ」「自分には関係ないね」と思われるかもしれませんね。 正直、ぼくもかつては全く同じことを思っていました。 事実、ぼくもほんの少し前までは、 公務員の身分にすがりつかないと生きていけない人間でしたし、 カッコイイ経歴も資格もスキルも完全なゼロ、職場ではいつも仕事と謝罪がセットになってるお荷物職員でした。 あげく、転職に挑んで大企業からベンチャーまであらゆる企業に軒並み全落ちした、偽りようのない「ポンコツ」「無能」でした。 そんなヤツでも、今はエリート同期や上司よりも稼いでいる状態(しかも労働時間は月10分)に激変してしまいました。 イメージしてみてください。 朝起きてスマホを見ると、「報酬発生:22,160円」の通知。あなたはベッドで寝てただけ。 それを見て「まあまあだな」と呟き、二度寝に入る。 それを実現できるようにするのが、下記の"マスタープラン"です。 >>ゼロから始める"ほったらかし化"マスタープランをチェックしてみる
