「やる気が出ない」そのセリフはやる気以前の危険信号。

はいどうも、けみじゃです。
今日はですね、「やる気が出ない」っていうのが危険な理由をお話しさせていただこうと思います。

やる気スイッチ？

よく言いますよね、「やる気が出ない」って。

やる気が出ないっていうことに関連して、昔予備校のCMでやる気スイッチって流行ってたと思うんですよ。

「押してあげるよ君だけのやる気スイッチ」って言って、
そのやる気スイッチが押されると、
テンション爆上がりで「今すぐ勉強してやるぜ」みたいな感じのお話だと思うんですけども、

やる気スイッチって結局、やる気が出さえすればできるっていう心の現れなんですよね。

「やる気が出ないから手がつかない」
「やる気が出ないから受験勉強に励むことができない」

みんなそう思ってるから、「君だけのやる気スイッチ押してあげるよ」って言われると、

「押してもらえればやる気が出せる！　そうしたら勉強できるんだ」
っていうことでめっちゃ流行ったわけですよね。

「やる気が出ない」

ただここで、「やる気が出ない」っていう言葉をちゃんと考えてみたらいいと思うんですけど、
「やる気」って、不安定ですよね。

一回出たやる気が、今日も明日もあさっても一週間後も一ヶ月後も、
同じ水準でずっと燃え盛ってるかっていったら多分無理ですよね。

不安定なんですよ。しかもコントロールできない。

意図的にやる気を出すっていうのができるんだったら、
やる気スイッチ押してもらいに行かないですよね。

しかもやる気ってすぐ消えちゃうんですよ。
一週間とかもったらいいほうじゃないかなと思うんですけど。

つまりやる気に頼って何かを成し遂げようと思ったら、
めっちゃメンタル強くないとできないんですよ。

「めっちゃやる気出す」って言ってやる気に頼って、やる気を燃え盛らせて受験勉強に励む、
みたいなことができる人ってまじでメンタル強者だと思うんですよね。
99％の人はそんなことできないと思います。

やる気スイッチなんか探すな

っていうことで、やる気スイッチなんか探したってしょうがないとぼくは思っているんですね。

だって、よしんば押してもらえたとして、不安定でコントロール不能ですぐ消えるんですよ。

じゃ意味ねーじゃんって感じなんですよね。
一瞬燃えたぎって、一週間で大学受験合格できるんだったらいいですけど。

一週間でもできるようなことに対してだったらまあいいかもしれないけど、
長期的に、例えばビジネスの勉強しますとか、ある程度長期的なスパンが必要なものに対して、
やる気スイッチなんか探したってしょうがないと思うんですよね。

やる気スイッチ＝依存マインド

まして、それを人に押してもらうとか、論外だと思うんですよね。

だって依存マインドじゃないですか、それって。

やる気スイッチを押してくれる人がいなくなったらもう、
自分には何もできないことになっちゃいますよね。

「やる気が出ないから何もできない。
やる気スイッチを押してもらえれば何かができる。
だからそれを人に押してもらえればいいんだ」

っていう発想ってことは、
人に押してもらえなくなったら、やる気スイッチはずっとオフのままなので何もできません、
っていうことになっちゃうじゃないですか。

やる気スイッチを押してくれる人から、いつかは遠ざかる日が来るわけで、
その日を見越した時に、スイッチを押してもらおうなんて思った日にはもうおしまいですよ。
何も自分でできなくなっちゃう。

やるべきことは？

だとしたら、やる気に頼らない、やる気スイッチを押さないで、継続的に何かに励む、
そういうことでやるべきことは何かっていったらもう一つしかない。

習慣化、これしかないです。
習慣になってれば、別にやる気なんかいらないんですよね。

どういうことか？

当たり前度を上げる

まず習慣化ってどういうことかっていうと、
その「当たり前度」を上げるっていうことなんですよね。

自分の中の当たり前度が上がると、やっぱやるんですよ。

例えば女性の化粧ってあるじゃないですか。

女性のみなさん、ほとんどの方が毎朝お化粧をされるんですよね。

男からしたら、５分だって面倒くさいですよ。
毎日やるとか意味不明っていう感じなんですけれど、女性の方はやっぱりやるんですよね。

それは何でかっていうと、習慣化してるからですよね。
それをやるのが当たり前だからですね。

当たり前になってない、ぼくみたいな男が突如美に目覚めて、
「よっしゃ明日から３０分メイクやるぜ！」と言っても、
多分1週間くらいでやる気をコントロールできなくなり、やらなくなりますw

この違いは、当たり前になっているかどうか。
習慣化しているかですね。

あるいは、早起きとかでもいいですよね。

例えば、ぼくは毎朝５時とかに起きてるんですけど、
こういうことを公務員時代の友達とかに言うと「意味がわからん」と言われるんですよね。

多分これ寝坊癖がある人からしたら、「毎日５時とか意味不明」って感じなんですよね。
「全然わけわからん」と。

でもぼくは、それが当たり前だからやるんですよ。
別に偉いとかすごいとか、全然そんなことないんですよね。

例えば女性のお化粧だって、女性のみなさんからしたら、大変だけどそれがものすごいことだとは多分思ってないと思うんです。

ぼくの早起きもそれがすごいことだとは思ってないです。

なぜならそれが「当たり前」だから。
自分にとっては当たり前なんですよね。

習慣にすればやる気は関係ない

誰かにとっての当たり前は、誰かにとって当たり前じゃないんですけど、

そういう自分にとっての当たり前を作っていく、習慣化する、っていうのが、
何かをするときにもやるべきことなんですよね。

そうやって習慣にしちゃえば、もうやる気なんか関係ないんですよ。

習慣って、まずやる気と違って安定してるし、コントロールできるし、ずっと続くんですよね。

習慣にしちゃえばモチベーションとかじゃないから、習慣によって自分の行動を操ることができて、ずっと続く。

当たり前になっていることは、明日もあさっても、１週間後も１ヶ月後も１年後も、
ずっと同じことをやり続けるわけですよね。

つまり、誰でもできるんですよ。

まとめ

やる気に頼るっていうのは、超メンタル強い人じゃないとできなかったけど、
習慣化しちゃえば誰だってできるってことなんですよね。

なので、やる気なんかに頼らないでちゃんと自分で習慣化していくっていうこと。

習慣において、行動を作っていくって言うのがいいんじゃないかな、と思う次第でございます(*’▽’)

今日のところは以上です、どうもありがとうございました。

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